大相撲ロンドン場所お相撲さんは飛行機どうやって乗るの?トイレや座席事情など調査

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大相撲ロンドン場所 お相撲さんは飛行機どうやって乗るの?トイレや座席事情など調査

34年ぶりに開催される大相撲ロンドン場所。ニュースでは浴衣姿の力士たちが羽田空港を出発し、ヒースロー空港で“見慣れぬ集団”として話題に。とはいえ、あの大柄な力士たちがどうやって12〜14時間のフライトをこなすのか、気になりませんか?今回は「お相撲さんの飛行機事情」を調べてみました!

力士のフライト、想像以上にドラマあり⁉


力士たちは2班に分かれて出発!

ロンドン公演に向けて、相撲協会一行はA班・B班の2組に分かれて出発しました。これは単なるスケジュール調整ではなく、「全員が同じ便でトラブルにあうのを避けるため」という安全対策なんだとか。
先発組には横綱・大の里や関脇・霧島、後発には横綱・豊昇龍らが搭乗。公式SNSには、羽田空港に浴衣姿で集まる力士たちの姿が投稿され、出発前から話題になっていました。

2班体制は安全とスムーズ運行のため


座席は階級によって違う⁉

気になる座席クラス。基本的に横綱や大関、日本相撲協会の役員はファーストクラス、三役や行司はビジネスクラス、付き人やその他の協会員はエコノミークラスだそう。力士たちは体が大きいので、1席では収まりきらず、エコノミーで2席を使うこともあります。
一部の便では3人がけの列に2人で座るよう調整し、機体のバランスが偏らないように左右で体格を考慮して配置されるそうです。

やっぱり“サイズ別シート”が必要なのね!


シートベルトは延長バージョンで対応!

一般的な飛行機のシートベルトは、力士の体格では届かないことも多いため、延長ベルトを使うそう。航空会社に一声かければ貸してもらえるとのこと。
さらに、腰回りの圧迫を減らすためにベルトを工夫したり、むくみ防止にメディキュット状の着圧ソックスを履く力士もいるとか。日頃の稽古で鍛えた体も、12時間の座りっぱなしはさすがにこたえるようです。

延長ベルト常備!空でもカラダに優しく♪


トイレ事情はどうしてるの?

「お相撲さん、機内トイレに入れるの?」と素朴な疑問を持つ人も多いはず。
実際は、広めのトイレを備えた大型機で移動しており、エコノミーでも通路側の座席を優先して確保。体をひねりながら入るのは大変なのだとか。
力士が立つと通路がいっぱいになることもあるため、タイミングをずらして順番に利用しています。同行のスタッフが周囲に声をかけて誘導することもあるそうです。

トイレ問題も計画的にクリアしてるんだね!


実は可愛いアイテムも?ミッフィーのスーツケースが話題!

SNSで注目を集めたのが、関脇・霧島のミッフィー柄スーツケース。青い着物姿に白いキャリーケースが映えて、ファンから「可愛すぎる!」と大反響。
巨大な体でキャラクターアイテムを持つギャップに、「ほっこりした」「飛行機で隣になりたい!」という声も。遠征続きの中でも癒やしアイテムは欠かせないようです。

霧島関のミッフィー、SNSでも大人気♡


巨体ゆえの“重量バランス問題”

力士の体重は平均で150kg以上。機内では左右のバランスを見ながら座席を配置しているそうです。
重たい人が片側に偏ると、機体の重心に影響が出るため、航空会社と相撲協会が事前に席割りを調整。これもファンが知らない裏方の努力です。


長距離フライトの過ごし方

ビジネスクラス組はフルフラットシートで横になり、しっかり睡眠をとります。
対して、エコノミー席でも寝返りしやすいように、ネックピローを使ったり足元に小さなクッションを置くなど、工夫しているそう。機内では映画を観るよりも、基本は静かに休むことが多いようです。
栄養補給に備え、搭乗前におにぎりやバナナを食べる力士もいるとか。


到着後は空港で人気者!

約14時間のフライトを終え、ヒースロー空港に降り立った浴衣姿の力士たち。現地メディアは「なにこの圧巻の集団!?」と驚きの報道。
一般客がスマートフォンを構えて「Wow!」と声をあげるほど注目を集めました。カメラに手を振る霧島関や、一山本関のピース姿に、現地の人たちも笑顔で応えていたそう。
力士たちの礼儀正しく落ち着いた振る舞いが外国人にも好印象を与えたようです。

ロンドンでもファンサたっぷり!


フライト後の“お疲れ対応”も入念に

ロンドン到着後は、すぐに体調を整えるための軽いストレッチ。時差ボケ対策のため、できるだけ現地時間に合わせて食事と睡眠を取るよう心がけているそうです。
協会のスタッフが体調管理を担当しており、塩分補給や軽いタンパク質の摂取も欠かしません。


まとめ:飛行機の中でも“相撲道”が生きている

今回のロンドン遠征では、座席ひとつにも工夫と気遣いが詰まっていました。自分たちの体格を理解しつつ、周囲への配慮を忘れない姿勢は、まさにお相撲さんらしい美しさ。
長時間の空の旅を経て、ロイヤル・アルバート・ホールでの土俵がどんな盛り上がりを見せるのか、ますます楽しみですね。

空でも“どすこい精神”まるごと!

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