万博未使用券から当日券は必ず交換できる?1日何枚か何時に並ぶかも調査

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2025年の大阪・関西万博。いざ行こうと思っても「人気日だから予約が取れなかった…」という声、身近でもよく聞きますよね。そこで注目されているのが、未使用のチケットを当日券に交換できる制度。行きたいけど事前に枠が取れなかった、そんな人にとってはまさに救済策です。
ただ、「必ず交換できるの?」といわれると答えは少し複雑。この記事では制度の仕組みや枚数制限、何時に並ぶのがいいかなど、実際に役立つ情報をまとめます。

未使用券から当日券への交換制度とは?

まず制度の概要を整理しましょう。導入期間は 9月27日(土)~10月12日(日) の短期間です。交換場所も決まっていて、利用できるのは 会場の東ゲート前チケット引換所のみ。西ゲートでは実施していないので、入り口を間違えると並び直し…なんてことにもなりかねません。

対象になるのは「未使用の一日券」「平日券」「特別割引券」「夜間券」。つまりまだ使ってないチケット限定です。しかも 1人につき1枚だけ。たとえ未使用券を複数枚持っていても、1日に交換できるのは1枚に限られます。

交換できる入場券は、昼からの「12時以降入場券」か、夕方からの「16時以降夜間券」。つまり朝から1日中遊ぶことはできず、午後スタート用の券になります。

東ゲートだけ・1人1枚・12時以降または16時以降入場可能


必ず交換できる?その答えは…

一番気になるのはここですよね。「未使用券さえあれば誰でも交換できるでしょ?」と思ってしまいがちですが、実態はそう簡単ではありません。

主催者の発表によると、1日あたり交換できる枚数は“数百枚程度”。来場者が毎日数万人単位という規模を考えると、この数百枚はとても少ない枠だと分かります。

しかも方式は 先着順・なくなり次第終了。並んだとしても、その日の分が終わってしまえばそれで終了です。交換はしてもらえませんし、未使用チケットの払い戻しも不可。つまり「持っていれば絶対安心」とは言えないんです。

枚数は数百枚、先着順でなくなり次第終了だから必ずは無理


交換時間と並ぶ目安

では少しでも交換のチャンスを高めるにはどうすればいいのでしょうか?ポイントは並ぶ時間です。

公式案内では、

  • 12時以降入場券 → 11時に交換開始
  • 16時以降入場券 → 15時45分に交換開始

となっています。ただし、列の状況次第で時間は前後することも。

過去の当日券販売の体験談を見ると、「7時台から並んだ」「販売開始1時間で完売」なんて声もありました。交換制度用の列も同じ状況になる可能性が高く、少なくとも開始1~2時間前には現地にいるのが安全ライン。混雑日ならさらに早い時間に並ぶ人も出てくるでしょう。

ちなみに初日の9月27日は、朝から当日券を求める人が長蛇の列をつくりましたが、当日用に用意した引き換え券のうち正午以降に入場できる券が午前6時ごろ、午後4時以降に入場できる券が午前9時前には上限に達したため、列に並ぶことを打ち切ったということです。

交換開始は11時と15時45分~


当日券販売は終了している

ここも重要な点。実は9月26日(金)で、会場での正規当日券販売は終了しています。つまり27日以降は新規に当日券を買うことはできません

そのため現在、当日券を手にする唯一のルートが「未使用券の引換制度」というわけです。このこともあって、交換所にはより多くの人が集まると予想されます。

当日券はもう買えない!交換制度だけが最後の方法


並ぶときの準備とコツ

長時間列に並ぶ可能性を考えて、準備も大事です。

  • チケットID確認:スマホの「マイチケット画面」をあらかじめスクショしておくと、電波が混雑してもサッと提示できます。
  • 前夜の情報チェック:公式の「今週の万博」ページには枚数の変動や交換開始時間の変更情報が出るので要チェック。
  • 体力対策:暑さ寒さに備えた服装、水分補給、軽食の持参も忘れずに。
  • 子連れなら特に注意:列が長くなるとトイレ問題が不安。会場周辺のトイレの場所を事前に把握しておくと安心です。

並びながら子どもが退屈しないように音楽やおやつを用意しておくのもおすすめ。

チケット準備+水分+トイレ対策が交換成功の基本


交換に失敗したときのリスク

気をつけたいのは、もし交換できなかった場合です。未使用券があっても、交換枠が終われば入れません。払い戻しもないため、その日の入場は完全にアウトになってしまいます。

だからこそ「交換に挑戦する」ことは大事ですが、同時にキャンセル待ちや公式ツアー枠など、別の入場手段も検討しておくのが現実的です。

交換できなければ入場不可、払い戻しもなし

東ゲート周辺はどんな場所?家族連れでも安心

東ゲートは交換の拠点になるため、待ち時間が長くなっても快適に過ごせる環境が整っています。

東ゲートすぐ近くにはコンビニ「ローソン大阪・関西万博店」があり、飲み物や軽食の調達に便利です。併設しているローソンカフェでちょっとした休憩も可能。

さらに万博公式のお土産ショップも複数あり、買い物や記念品探しで並ぶ時間を有効活用できます。

飲食店では未来型の回転寿司「くら寿司」「スシロー」なども営業。地元の名産品が集まった「JAPANマルシェ」もおすすめで、食べ物やショッピングを楽しめます。

トイレは複数設置され、ベビーカー貸し出しやバリアフリー対応トイレも完備。子ども連れでも安心して長時間並べます。

コンビニ・飲食店・トイレが充実。家族連れも安心の東ゲート



交換できなかった場合の注意点

交換ができない場合のリスクも心得ておきたいところ。未使用券があっても枠が無ければ入場できませんし、払い戻しもありません。

そのため交換制度は「最後の手段」とし、可能ならキャンセル待ちや公式ツアー枠も並行してチェックするほうが安心です。

交換できなければ入場不可。別の方法も視野に


まとめ:希望はあるけど保証はない

万博2025の未使用券から当日券への交換制度は、とてもありがたい救済策です。ただし、1日数百枚の先着制であり、行列必至。持っているからといって安心せず、「早め行動・準備万全」で挑むことが必要です。

できれば朝早くから動いて、余裕を持って引換所に並ぶ。そして交換後は午後からの入場でもしっかり楽しむ。そんな計画を立てるのがベストでしょう。

制度はラストチャンス!早行動と情報チェックがカギ

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